自動車大手8社が29日発表した7月の国内生産台数は前年同月比2.9%増の計76万台と2カ月ぶりにプラスに転じた。認証不正に伴う落ち込みから回復したダイハツ工業が25.7%の大幅増、軽自動車「スペーシア」などが好調だったスズキが8.9%増となり、全体をけん引した。
国内生産は日産自動車を除く7社がプラスだった。トヨタ自動車は認証不正の影響で一部車種の生産停止が続いたが、7月はほぼ横ばい。マツダは「マツダ3」などの乗用車が伸び、8.7%増だった。日産は、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」などが減少したことから18.1%減となった。
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