主に16歳以上の使用を想定して開発した「ZOZOMAT」を子ども向けに改良した

ZOZOは29日、子どもの足の形を計測できるマットの予約受け付けを始めたと発表した。計測データは電子商取引(EC)サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」と連携し、各商品の靴のお薦めサイズや履ける期間を確認できる。無料で配布し、子ども靴の売り上げ拡大につなげる。

マットの名称は「ZOZOMAT for Kids」。9月上旬からの発送を予定する。主に16歳以上の使用を想定して2020年に開発した「ZOZOMAT」を子ども向けに改良した。4歳以上の子どもから使える。子どもが安定して立てるよう両足を同時に測る仕様にした。

子どもがマットに両足を載せた状態で保護者がスマートフォンで足の周囲を撮影すると、足の幅や高さといったデータを取得できる。計測時間は約1分。子どもの成長速度を考慮し最適サイズより1段階大きいサイズの履ける期間も示す。個別商品のサイズのお薦め表示はまずNIKEやPUMAといった28ブランドの100型以上に対応し、徐々に対象を増やす。

ZOZOMATの計測者数は6月末時点で270万人を超えた。ゾゾタウンでの靴の取扱高は24年3月期に500億円超だった。

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