明治ホールディングス(HD)の食品子会社の明治は28日、チーズや乳児用液体ミルクなどの賞味期限を延長すると発表した。賞味期限切れを減らし、廃棄の削減につなげる。液体ミルクは災害時にも使われており、備蓄品としてより長く使ってもらう。
チーズ7品と乳児用液体ミルク1品、栄養食品2品の賞味期限を延長する。「明治北海道十勝カマンベールチーズ」は賞味期限が180日から220日にする。8月生産分から順次切り替えていく。乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」は賞味期限を12カ月から15カ月に変更する。8月生産分から順次切り替える。
農林水産省は食品ロス削減のため、メーカー側に商品の賞味期限延長を呼びかけている。明治はチョコレートやグミなどについても5月生産分から賞味期限を2カ月延長している。
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