ニデックが設立する「永守重信創業記念館」(イメージ)

ニデックは28日、創業以来の歴史などを展示する「永守重信創業記念館」を設立すると発表した。本社に近い京都府向日市に建設し2027年11月の開館を目指す。経営理念の継承などを目的とし一般にも公開する予定だ。

記念館は敷地面積が約6100平方メートルで地上3階建て。安藤忠雄建築研究所が基本計画づくりなどを担う。26年度末に開設予定のJR向日町駅東口から徒歩約5分の場所という。

ニデックは永守氏ら4人が1973年に小型モーターで起業した。「情熱、熱意、執念」などの理念を掲げ、2024年3月期には連結売上高が2兆3471億円に成長した。24年4月に永守氏が会長兼最高経営責任者(CEO)から代表取締役グローバルグループ代表となり、岸田光哉氏が社長兼CEOに就いた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。