新電力新潟のカーボンビジョンの利用イメージ

NSGグループで法人向け小売電気事業を手がける新電力新潟(新潟市)は、中小企業に特化した二酸化炭素(CO2)排出量の可視化サービスの提供を始める。事業者の直接排出から間接排出までの算定と、どう削減していくかの提案や脱炭素経営に向けたコンサルティングまで一貫して提供する。中小企業の脱炭素化を支援する。

9月2日からクラウドサービス「カーボンビジョン」の本格提供を始める。商品やサービスの購入金額や購入量などを入力すると、工場など自社拠点からの排出量を示す「スコープ1」から、原料調達や輸送などサプライチェーン全体の排出量を示す「スコープ3」までを算定する。

結果を基に、環境省の認定制度である「脱炭素アドバイザー資格」を保有する社員が企業にあったコンサルサービスを提供する。中小企業でも利用しやすいよう、価格は月額2万2000円の1種類のみで追加費用なく利用できるという。

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