トヨタ自動車とドイツのBMWが水素で走る燃料電池車(FCV)の分野で提携強化することが27日、分かった。トヨタがBMWに水素タンクなどの基幹部品を供給し、BMWは数年内にFCVの量産車を発売する。環境車の需要が高まる中で技術の共有化を進め、世界的な競争力を高める。普及の障壁となっているFCVの販売価格を抑える狙いもある。
BMWが9月5日に開く説明会で発表する。
トヨタはFCVを将来的な環境車の主力の一つに位置付けており、2012年6月にBMWと同分野で協業。14年には世界初の一般向けFCV「ミライ」を発売した。ただミライの販売価格は700万円以上と高額だ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。