27日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。前日のニューヨーク株式市場でハイテク株の多いナスダック総合指数が下落したのを受け、半導体関連株が売られた。一時200円近く下げた。
午前終値は前日終値比54円60銭安の3万8055円62銭。東証株価指数(TOPIX)は8.43ポイント高の2669.84。
朝方から米ハイテク株安の流れを引き継いだ。株価水準の高い東京エレクトロンなど主要な半導体株に売りが出て、相場全体を下押しした。
ただ、売り一巡後は下げ渋る場面があった。外国為替相場の円高進行が一服し、自動車など輸出銘柄の一角には買いが入った。
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