愛知県蒲郡市などとの連携事業を発表したメルカリの太田麻未執行役員(右から2人目)ら=26日午前、蒲郡市役所

 フリマアプリ大手のメルカリは26日、最低1時間からのアルバイトやパートの仕事にアプリから応募できるサービス「メルカリ ハロ」を使い、愛知県蒲郡市などと連携事業を始めたと発表した。自治体との協力は初めてで、地域の人手不足を解消し活性化につなげる狙い。

 サービスの利用を増やすため、市内の企業向けのセミナーや働き手向けの講座を開く。盛んな観光業での活用を想定する。メルカリの太田麻未執行役員は市役所で開かれた記者会見で「人手不足は全国で起きており、自治体と一緒に(解決に向け)進んでいきたい」と意気込んだ。

 メルカリは3月にこのサービスを始め、5月末時点で500万人以上が登録した。

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