宮城県は26日、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連スタートアップによるピッチコンテストを2025年2月に仙台市で開くと発表した。人口減少など地域の社会課題解決に役立つビジネスモデルをテーマに募集する。

1位の賞金は100万円。優勝企業・起業家が県内で事業を展開する場合は必要経費として別に最大900万円の資金を支援する。全国から参加可能で参加費は無料だ。

応募期間は8月30日から10月31日まで。書類審査などの選考を経て、およそ10者がピッチコンテストで発表する。育児中の参加者も登壇できるように託児スペースを用意するという。

村井嘉浩知事は「宮城県内で起業したい人を全力で支援したい。登壇すれば投資家などからアドバイスや支援をもらえて次につながる」と述べた。23年度に続く2回目の開催で、県や県商工会議所連合会などで構成する実行委員会が主催する。

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