日本航空の鳥取三津子社長(59)が4月の就任後に初めて報道各社のインタビューに応じ、マイル事業の拡大などを通じて収益源を広げる考えを示した。社員の挑戦を会社の成長につなげるとのビジョンも掲げ「航空以外の利益もしっかり出すサステナブル(持続可能)な会社にする」と強調した。
主力の航空事業は新型コロナウイルス禍で需要消失に直面し、人口減少や脱炭素といった構造的な課題も抱える。「航空だけでは(収益増が)難しい。事業の構造改革をしっかり進める」と語り、インターネット通販など顧客がマイルを使う機会を増やして「非航空」と呼ぶ分野の伸長に注力するとした。
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