三菱マテリアルは23日、タイに鉱山や土木向け工具を生産する工場を新設すると発表した。2025年10月の稼働を予定する。同社はタイに既存の工場があり、新工場により生産能力は将来的に倍増となる見込み。世界的な人口増や資源需要の高まりに連動し、工具需要も伸びるとみている。
生産するのは岩盤を破砕して穴をあける建設工具でトンネル工事などに広く使われている。アユタヤ県にある既存工場から約20キロメートル離れた土地を購入し、新工場を建てる。延べ床面積は1万1900平方メートルを予定する。タイの工具工場の延べ床面積は2.2倍になる。
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