２４日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時１ドル＝１５４円９０銭台を付けた。米長期金利が高い水準にとどまっており、日米の金利差が意識された。前日のニューヨーク市場で付けた１ドル＝１５４円８８銭より円安ドル高が進み、１９９０年６月以来の約３４年ぶりの円安水準を更新した。 　午後５時現在は、前日比０８銭円安ドル高の１ドル＝１５４円８９～９１銭。ユーロは２６銭円安ユーロ高の１ユーロ＝１６５円５４～５８銭。日経平均株価が大幅に上昇したことで投資家がリスクを取る姿勢を強めたこともドル買いを後押しした。 　外為ブローカーは「政府、日銀の為替介入への警戒感があり、値動きの幅は狭かった」と話した。


鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。