ヤマハ発動機のグループ会社「イヴオートノミー」は21日、静岡県磐田市の本社敷地内に、自動運転車両による荷物搬送を実演する展示場を開設した。人手不足が深刻な物流業界の関係者の来場を想定。広さは約1200平方メートルあり、傾斜や段差をものともせずに荷物を引っ張って走る車両を見学できるようにした。  車両は電気自動車(EV)で、ヤマハ発動機のゴルフカートを基に、新興企業「ティアフォー」(名古屋市)が手がけた自動運転ソフトウエアを搭載して開発した。特定の条件下でシステムが自動運転し、運転手が不要になる「レベル4」に相当。最大1・5トンの荷物を搬送できる。


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