茨城県バス協会は31日、バスの運転体験会と県内を中心に路線・観光バスを運行する事業者6社による会社説明会を水戸市で初めて開く。大型免許を持っていない人に実際にバスの運転を体験してもらうなどして減便が相次ぐ路線バスなどの運転手の確保につなげる。
体験会は県トラック総合会館駐車場内で午前10時〜正午と午後1時〜3時の2回開く。県内を拠点に路線バスなどを運行する茨城交通(水戸市)と関東鉄道グループの指導運転手が同乗。会場を1周しハンドルやブレーキの操作性などを確かめる。普通免許取得から3年以上が参加条件。予約は不要で午前9時45分から受け付ける。
同じ会場で運転手の志望者向けに各社の採用担当者による会社説明会も実施する。これまでは事業者ごとに採用活動を展開してきたが、運転手不足で路線バスの減便が相次いでいることなどを踏まえ、県全体の課題として取り組むために企画した。
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