週明け19日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が方向感を欠く展開となった。このところ急上昇した反動で利益を確定する売り注文が優勢となり、一時は節目の3万8000円を割り込んだが、前週末の米国株高を追い風に上昇する場面もあった。
午前終値は前週末終値比15円50銭安の3万8047円17銭。東証株価指数(TOPIX)は1.37ポイント安の2677.23。
平均株価は前週末の16日まで、5営業日続けて上昇し、上げ幅は計約3200円に達していた。このため19日は当面の利益を確保する売りが出た。外国為替相場が円高基調になったのも重荷となり、一時300円超下落した。
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