総医研ホールディングスは15日、2025年6月期の連結最終損益が4億5000万円の赤字(前期は6億6200万円の赤字)になる見通しだと発表した。主力の化粧品事業が中国市場で苦戦していることが響く。

売上高は2%減の50億円になる見通し。健康補助食品では鶏肉などの原材料価格の高騰を背景に今春から値上げを実施して採算改善を図るが、クリームなど化粧品事業の販売回復の遅れを補えない。

同日発表した24年6月期の連結決算は売上高が前の期比36%減の51億円、最終損益が6億6200万円の赤字(前の期は4億5100万円の黒字)だった。

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