エフィッシモのサンケン株保有比率は25%に上昇

旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、パワー半導体を手掛けるサンケン電気とアルミニウム圧延で国内最大手のUACJの株式を買い増したことが15日、分かった。

エフィッシモが15日に関東財務局に提出した変更報告書によると、サンケン株の保有比率を23.58%から25.36%に、UACJ株の保有比率を15.82%から17.01%にそれぞれ引き上げた。エフィッシモは両社の株式を市場内で取得した。

エフィッシモはサンケン株の保有目的について「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。UACJ株の保有については「純投資」だという。

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