【ニューヨーク共同】13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比408.63ドル高の3万9765.64ドルで取引を終えた。朝方発表された米経済指標がインフレの鈍化傾向を示し、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの期待から買いが広がった。
米労働省が13日発表した7月の卸売物価指数は前年同月より2.2%上昇と、2.3%程度としていた市場予想を下回った。FRBによる利下げ決定への期待を背景に、前日終値からの上げ幅は一時430ドルを超える場面があった。ただ7月の米消費者物価指数(CPI)の発表を14日に控えて上値は限られた。
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