13日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日と比べて408ドル63セント、率にして1%上昇して3万9765ドル64セントでした。

ダウ平均株価の値上がりは2営業日ぶりです。

この日、発表されたアメリカの7月の卸売物価指数の伸びが市場の予想を下回り、FRBが利下げを進めることへの期待が広がって半導体やIT関連銘柄を中心に買い注文が増えました。

ハイテク関連銘柄が多いナスダックの株価指数も、2.4%の大幅な上昇となりました。

市場関係者は「投資家の間でアメリカのインフレが収束に向かうとの安心感が広がっていて、14日に発表されるアメリカの消費者物価指数でもこの傾向が確認できるのではないかという観測が出ている」と話しています。

また、ニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが出て、円相場は、一時、1ドル=146円台半ばまで値上がりしました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。