【ワシントン共同】米労働省が13日発表した7月の卸売物価指数は前年同月より2・2%上昇した。伸び率は6月を下回り、6カ月ぶりに前月から縮小。2・3%程度上昇するとの市場予想を下回った。モノの価格の上昇が比較的抑制されたことが影響した。  卸売物価指数は企業間の取引価格の変動を反映し、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する消費者物価に影響する。金融市場ではインフレ鈍化や失業率上昇などから、FRBによる9月の政策金利引き下げへの期待が強まっている。  モノのうち食品は1・7%上がり、エネルギーは0・3%上昇した。サービスの価格は2・6%上がった。


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