キュービーネットホールディングスは国内外の店舗数を約970店に増やす

ヘアカット専門店「QBハウス」などを展開するキュービーネットホールディングス(HD)は13日、2029年6月期を最終年とする5カ年の中期経営計画を発表した。国内外の店舗数を約970店に増やすことで、売上高にあたる売上収益(国際会計基準)を前期比43%増の355億円、営業利益を60%増の34億円に高める。

国内店舗数は153店増やし716店舗に、海外は122店増やし250店舗とし、合計で966店舗体制にする。海外ではカナダ、ベトナム、マレーシアに進出し、海外売上高比率を20%以上にする。ベトナムには新たに研修施設を開き、人財育成を強化する。

同社が同日発表した24年6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比10%減の13億円だった。国内は増益となったが、新型コロナウイルス禍からの回復が遅れた香港や、競合店の出店が増えたシンガポールで減益となった。

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