ダイワ通信が9日発表した2024年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%増の3100万円だった。主力のセキュリティ事業では前年同期にみられた防犯カメラの大型受注の反動減が響いたものの、モバイル事業の積極的な販促活動により顧客の買い替え需要を捉えた。

売上高は微増の10億円、営業利益は3%増の4600万円だった。モバイル事業で機器購入の初期費用を抑えるなど販売方法を工夫したり大型商業施設で販促イベントを実施したりして、他社からの乗り換えなど新規契約数を伸ばした。

25年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比5%増の54億円、純利益が微増の2億5800万円を見込む。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。