秋田県などが出資する第三セクター、秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、秋田県北秋田市)は10日、全線で運転を再開する。7月下旬の大雨被害で区間運休が続いていたが、復旧工事が進み安全を確認できた。10日以降のイベントは予定通り開催し、企画列車も運行する。
県や秋田内陸線によると、大雨により沿線の8カ所で土砂や倒木が流入したり、のり面が崩落したりした。安全を確認できた区間から順次運転を再開してきたが、阿仁合駅―比立内駅間は被害が大きく、ジャンボタクシーで代行輸送していた。
秋田内陸線は県や沿線の北秋田市、仙北市などが出資。鷹巣駅(北秋田市)、角館駅(仙北市)を南北に結ぶ約94キロを運行している。
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