電子鍵システム開発のビットキー(東京・中央)は9日、賃貸住宅の入居者管理システム「パレット管理」を手掛けるパレットクラウド(東京・渋谷)の発行済み株式の過半数を取得し、子会社化したと発表した。買収額は非公表だが、数億円とみられる。
大阪ガスやパレットクラウドの創業者を通じ、同社株の55%を取得した。大阪ガスは2020年に同社への出資比率を9割に引き上げ、子会社化していた。大阪ガスは今後も一定の株式を持ち、同社を関連会社とする。
今後はパレットクラウドが持つ入居者・不動産管理会社間のコミュニケーション機能と、ビットキーが持つカギの管理・開閉機能などを1つのアプリに集約することを目指す。まずは両社のアプリ機能の相互接続を進める。
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