ローソンは8日午後6時時点で宮崎県の3店舗を休業した(8日、営業を継続している宮崎県延岡市の店舗)

8日に九州・日向灘で起きた地震を受け、宮崎県内を中心に一部の小売店や工場で影響が出た。

イオンはイオンモール宮崎(宮崎市)のみ、安全確認のため全館の営業を取りやめた。8日は終日休業となる見込み。棚の商品が一部落下するなどの被害が見られたが、従業員・来店客ともにけがをした人はいないとしている。宮崎県日南市や同都城市のグループの施設は通常営業を続けているという。

ローソンは8日午後6時時点で自治体の避難指示などを受けて宮崎市の2店舗と宮崎県高鍋町の1店舗を休業した。ローソンは沿岸部の店舗を中心に避難場所の確認を推奨する方針だ。

日本ハムは同県内にある子会社3社の工場稼働を点検のため一時停止した。設備被害・人的被害がないことが確認できたため同日中に稼働を再開した。旭化成は宮崎県延岡市にある生産拠点で、一部の設備が自動停止した。異常は見つかっておらず、再開にむけて準備を進めている。

一方、ヤマト運輸は8日午後6時過ぎ時点で、宮崎と鹿児島、大分の3県で発着する荷物の配達に遅れが出る可能性があるとしている。

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