光アイソレーターの材料製造現場(滋賀県長浜市の本社工場)

光情報通信の関連部品メーカーの湖北工業は8日、2024年12月期の連結純利益が前期比60%増の30億円になりそうだと発表した。従来予想を9億円上回る。海底ケーブルに使う通信用先端部品「光アイソレーター」の販売が好調なため。7〜12月も緩やかな部品需要の回復を見込む。想定為替レートは1ドル=140円で設定していたが、7〜12月は150円でみている。

湖北工業によると、同社は海底ケーブル向けの光アイソレーターでは世界で過半のシェアを持つ。同日発表した24年1〜6月期の連結決算は純利益が前年同期比33%増の17億円、売上高は10%増の77億円だった。

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