4割以上の会社員が立て替えによる金銭負担で会社に不満を感じたことがあると答えた

情報サービスのSansanが8日に発表した会社員の経費の立て替えに関する調査によると、立て替え額は平均で月3万1000円だった。4割以上が立て替えによる金銭負担で「会社に不満を感じたことがある」と答えた。手続きの煩雑さや会社の返金対応の遅さなどを理由に挙げた。

7月12〜17日に20〜50代の会社員を対象にインターネット上で調査し、1000人から有効回答を得た。

会社員の平均月収は約32万2000円(国税庁調べ)で、立て替え額の平均は月収の約1割に相当する。「海外出張費300万円」「イベント会場費250万円」など高額な立て替えをしている人もいた。

金銭負担で会社に不満を感じた経験があるか尋ねると、44%が「ある」と答えた。接待や出張など立て替え経費が発生しそうな業務をためらった経験がある人は40%だった。

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