小林製薬は8日、「紅こうじ」を使ったサプリメントの摂取者が健康被害を訴えた問題を受け、紅こうじ事業から撤退すると発表した。関連製品の製造・販売事業を取りやめる。健康被害の補償を19日から始める方針も明らかにした。関連損失は79億円となった。
撤退は8日に開催した取締役会で決議した。完了日は未定としている。
補償は「紅麹コレステヘルプ」を含む3製品の使用者が対象。医療費や慰謝料、休業などを補償する。
2024年6月中間連結決算では関連製品の回収にともなう特別損失40億円を新たに計上した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。