リコーは建設現場のデジタル化支援を手がけるログビルドに出資した

リコーは5日、傘下のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて建設現場のデジタル化を支援するlog build(ログビルド、神奈川県横浜市)に出資したと発表した。出資額は非開示。2023年から建設現場の安全管理サービスで協業関係にあり、出資を通じて関係性を深める。

CVCのリコーイノベーションファンドを通じて出資した。ログビルドは建設現場の監督者が遠隔で現場を確認できるサービスなど、建設向けデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を手がける。リコーが開発する360度カメラをサービスで利用するなど、協業関係にあった。資本提携を機に、新サービスの共同開発などでも協力する。

リコーイノベーションファンドの第2号の出資案件になる。同ファンドはリコーがSBIインベストメント(東京・港)と組んで23年11月に設立した。ファンド規模は約50億円で、オフィスなどのDXに取り組む新興企業を中心に出資する。

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