ソフトバンクグループは7日、ことし4月から6月までの決算を発表し、最終的な損益は、1742億円の赤字となりました。

この時期の3か月間の決算で最終的な損益が赤字となるのは3年連続となります。

円安の影響で保有するドル建ての負債が円で換算した場合に膨らみ、たほか為替差損として4439億円の損失を計上し、主力事業の傘下の投資ファンド事業で外部投資家への分配金などが増えたことから2043億円の赤字となったためです。

会社は、主力の投資事業について、これまで抑制してきた投資のペースを加速させているほか、AIや半導体の関連企業の買収や合弁会社の設立などを進めています。

ことし6月の株主総会では、孫正義社長が、人工知能を今後の事業の柱に据える方針を示していて、事業の拡大が進むかが焦点となります。

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