過去に社名変更があった場合でも同一企業として認識する

情報サービスのSansanは7日、契約情報を一覧化するデータベース「Contract One(コントラクトワン)」で、企業ごとに表示できる機能を追加したと発表した。従来は一契約ごとに閲覧する必要があったが、過去の契約も含めて企業間の取引履歴を確認できるようにした。営業など事業部門の商談前の情報収集に役立つとみる。

新機能では名刺管理サービス「Sansan」に使われるデータ統合技術を活用する。契約書ごとで表記が異なる場合や過去に社名変更があった場合でも同一企業として認識して取引履歴を確認できる。

コントラクトワンは企業が管理する契約書をデータ化してクラウド上で一元管理できるサービス。2022年1月に提供を始め、24年5月時点で222社が導入している。

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