国内発電大手のJERAは6日、自家発電設備の運転を遠隔監視するサービスを日本製紙の工場に4月から本格導入したと発表した。日本製紙が発電設備の運転データをリアルタイムで提供すると、JERAが独自のアルゴリズムで異常の予兆がないかデータ分析する。想定外の設備トラブルによる自家発電設備の停止を防ぐ。
日本製紙大竹工場(広島県大竹市)に本格導入した。同工場にあるボイラーやタービン、発電機などの運転データをもとに、JERAが設備異常の予兆を見つけ、対応策を助言する。JERAは「今後、発電設備を持つ顧客向けに同様のサービスを広げたい」と説明した。
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