6日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=146円台を付けた。前日は円が買われて一時141円69銭と約7カ月ぶりの円高ドル安水準まで上昇する場面もあったが、一転して円売りドル買いが優勢になった。振れ幅は大きく、市場環境は不安定だった。

 前日発表の米経済指標が市場予想を上回り、景気減速への過度な懸念が後退した。日経平均株価が大幅上昇したこともあり、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円を売る動きが先行した。

 午後4時現在は前日比2円16銭円安ドル高の1ドル=145円63~65銭。ユーロは2円14銭円安ユーロ高の1ユーロ=159円24~31銭。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。