売店入り口のゲートにルームキーに付いたタグをかざして入店する

東急リゾーツ&ステイ(東京・渋谷)が運営する「ホテルタングラム」(長野県信濃町)は2022年末から始めた24時間営業の無人売店で、ルームキーを使った「部屋付け」決済を導入した。これまで決済は対話アプリ「LINE」でしていたが、LINEを使用していないインバウンド(訪日外国人)向けに支払い手段を増やした。

売店入り口のゲートにルームキーに付いたタグをかざして入店する。店内で購入する商品を手に取り、ゲートを通って退店する。店内に設置したカメラや棚の上の重さを計測するセンサーを使って客が持ち出した商品を認識、記録。チェックアウト時にタグにひも付いた購入履歴を確認して支払う。

スキー場に隣接するホテルのため、冬場は中華圏を中心に海外客も多くインバウンド比率が3割に達するという。

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