ZOZOは障害を持つ人でも着やすい服の生産支援を始める

ZOZOは6日、障害者でも着たり脱いだりしやすい服の生産支援を始めると発表した。ZOZOが持つ受注生産の仕組みを使い、服飾ブランドが在庫リスクを持たずに最適な服を提供できるようにした。第1弾として服の直しサービス「キヤスク」のコワードローブ(千葉県習志野市)と組み、車椅子の人が着やすいズボンを10日から発売する。

サービス名は「キヤスク with ZOZO」。ファッション通販サイトの「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を通じて販売する。利用者はゾゾタウン上で身長や体重を選択して注文すると、ZOZOが最低1着から受注生産する。ブランドは最大で56サイズを用意できる。受注から最短14日で発送する。

発売するズボンには腰から裾もしくは腰から膝まで開閉できるファスナーを両脇に取り付け、足に障害があっても着脱しやすくした。車椅子利用者の悩みである床ずれが発生しにくいようお尻の部分に縫い目を作らない設計とした。価格は1万1980円から。

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