日米の紙幣(ロイター=共同)

 週明け5日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=141円69銭を付けた。今年1月以来、約7カ月ぶりの円高ドル安水準。米国の景気減速への懸念から、米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅な利下げを迫られるとの見方が出て、日米金利差の縮小を見込んだ円買いドル売りが進んだ。  午後5時現在は前週末比5円73銭円高ドル安の1ドル=143円47~52銭。ユーロは4円11銭円高ユーロ安の1ユーロ=157円10~14銭。  米労働省が前週末2日発表した7月の雇用統計は、非農業部門の就業者数の伸びが市場予想を下回り、失業率も上昇した。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。