ファミマは「たぶん40%増量作戦」を6日に始める(5日、東京都港区)

ファミリーマートは5日、商品の価格を据え置いたまま内容量を40%以上増量する販売促進キャンペーンを始めると発表した。アイスやフライドチキン「ファミチキ」など12品を対象に、週替わりで販売する。物価高で節約志向が高まるなか、値ごろ感を訴求して来店につなげる。

6日から「お値段そのままデカくてうまい!!たぶん40%増量作戦」を全国の店舗で始める。商品がなくなり次第キャンペーンは終了する。40%増量する販促施策は2021年に始めており、今年で4回目。

「ファミチキ」(230円)や「明太海苔弁当」(460円)など12品が対象で、重量や具材の個数を増量する。猛暑を受けて、ミルクアイス「たべる牧場ミルク」(218円)も増量して販売する。

過去のキャンペーンでは、増量した商品の売上高が通常商品と比べて3〜10倍になった。同日の説明会で、商品本部の阿部大地氏は「物価高が続くなか、増量という価値をしっかりとお客様に伝えたい」と話した。

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