5日の東京株式市場は、取り引き開始直後から全面安の展開となり、日経平均株価は一時、2500円を超える急落となっています。
先週2日に発表されたアメリカの雇用統計の結果が市場の予想より悪かったことからアメリカの景気減速への懸念が一段と強まり、ニューヨーク市場では株価が大きく値下がりしました。
さらに、東京外国為替市場で一時、1ドル=145円台前半まで円高ドル安が進んでいることを受けて、輸出関連の銘柄も軒並み値下がりしています。
日経平均株価は、先週2日までの2営業日で3000円を超える大幅な下落となっていますが、5日も急速な値下がりに歯止めがかからない状況です。
市場関係者は「このところアメリカで公表された経済指標が相次いで悪かったことで、利下げのペースがはやまるという見方が広がっている。先週末の東京市場は史上2番目の記録的な下落幅となったが2営業日連続で大幅に値を下げている」と話しています。
東京株式市場 先行きへの警戒感高まる中 下落に歯止めかかるか
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