週明け5日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=145円台を付けた。今年1月中旬以来、約6カ月半ぶりの円高ドル安水準となった。米国の景気が減速するとの懸念から、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が一段と高まり、日米金利差の縮小を見込んだ円買いドル売りが進んだ。  午前9時現在は前週末比3円63銭円高ドル安の1ドル=145円57~60銭。ユーロは2円39銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円82~86銭。  米労働省が2日発表した7月の雇用統計は非農業部門の就業者数が市場予想を下回り、失業率も上昇した。


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