三菱商事は投資する事業や資産の入れ替えを進めている

三菱商事が1日発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比12%増の3543億円だった。オーストラリアで製鉄向け石炭(原料炭)を生産する2炭鉱の売却益に加え、円安の影響も利益を押し上げた。25年3月期通期の純利益予想(前期比1%減の9500億円)に対する進捗率は37%だった。

事前の市場予想の平均(QUICKコンセンサス、2854億円)を上回った。午後2時の決算発表直後、株価は前日終値(3144円)を上回る3150円を付ける場面があった。終値は3%安の3052円だった。

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