記者会見する内舘茂市長(1日、盛岡市役所)

盛岡市の内舘茂市長は1日の記者会見で、返礼品として盛岡さんさ踊りなどでの特別体験を盛り込んだふるさと納税への申し込みがなかった点について「価格設定などこれから考えなければならない」と述べた。市は6月にJR東日本盛岡支社と組んだ寄付額100万円の企画を発表した。

企画名は「盛岡駅一日駅長×盛岡さんさ踊りプレミアムプラン」。1人限定でさんさ踊りの花車乗車や一日盛岡駅長体験ができる内容だった。

内舘市長は「JR東とタイアップして盛岡にプラスになるように続けていきたい」と体験型ふるさと納税の継続には意欲を示した。5〜6月に市とJR東が実施した15万円のふるさと納税プランでは3人が一日盛岡駅長を体験した。

  • 【関連記事】JR東と盛岡市、駅長・祭り体験を返礼品に 100万円寄付

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。