23日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比30銭円安ドル高の1ドル=154円77~80銭。ユーロは36銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円95銭~165円00銭。
米経済が堅調で、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに慎重との見方が意識された。日米金利差の開いた状況が当面続くとの思惑から、ドルを買って円を売る動きが先行した。
市場では「中東情勢悪化への警戒感が和らぎ、比較的安全な資産とされる円は売られやすい」(外為ブローカー)との声があった。
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