【ニューヨーク共同】7月31日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は続伸し、取引の中心となる12月渡しが前日比21.10ドル高の1オンス=2473.00ドルで取引を終えた。中心限月としての終値の過去最高値を約2週間ぶりに更新した。中東情勢緊迫化を背景に、比較的安全な資産とされる金を買う動きが広がった。

 直近限月の8月渡しは21.50ドル高の2426.50ドルだった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が強まる中、金利が付かない金への投資の魅力が増すとの見方も、引き続き相場を押し上げた。

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