IHIは31日、子会社の新潟トランシス(新潟県聖籠町)が製造した道路用除雪車の除雪性能試験に関して不正行為が判明したと発表した。不正は2007年から17年に行われ、不正の対象台数は1239台に上る。IHIを巡っては、4月に別の子会社によるエンジンの燃費データ改ざんが判明していた。

 燃費データ改ざんを受け、グループで同様の不正がないかを調査したところ、新潟トランシスの社内会議で社員から不正に関する申し出があったという。

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