31日の東京株式市場では、日銀が追加の利上げに踏み切るという見方から円高ドル安が進んでいることなどを受けて、取り引き開始直後から自動車など輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出て、日経平均株価は一時、500円以上、値下がりしました。

その後は買い戻しの動きも出て、
▽日経平均株価の午前の終値は、30日の終値より156円41銭、安い3万8369円54銭でした。

▽東証株価指数=トピックスは1.96下がって2752.49。

▽午前の出来高は8億1099万株でした。

市場関係者は「30日のニューヨーク市場でハイテク関連の株価が大幅に下落したことを受けて、半導体関連の銘柄が値下がりしていることも日経平均株価を押し下げている。投資家の間では、日銀の決定に加えて、その後の記者会見で植田総裁がどのような発言をするかに関心が集まっている」と話しています。

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