31日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時500円を超え、節目の3万8000円を割り込んだ。外国為替相場の円高ドル安進行や前日の米国のハイテク株安を嫌気した売り注文が出た。  午前終値は前日終値比156円41銭安の3万8369円54銭。東証株価指数(TOPIX)は1・96ポイント安の2752・49。  日銀が31日まで開く金融政策決定会合で、追加利上げを決めるとの観測が強まり、円高が進行。輸出関連企業の業績押し上げ期待が後退し、自動車株などが売られた。30日の米国でのナスダック総合指数下落を受けて、半導体関連銘柄も値を下げた。


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