30日のニューヨーク外国為替市場では、日銀が31日まで開く金融政策決定会合で追加の利上げを行うという見方が強まったことから、日米の金利差の縮小が意識されてドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時、1ドル=152円台まで値上がりしました。
31日の東京市場でもこの流れを引き継いで、一時、1ドル=152円台前半まで値上がりしています。
市場関係者は「市場ではこれまで、今回の会合では利上げは見送られるという見方が多かったが、昨夜以降、日銀が追加利上げを検討していると相次いで報じられたこともあって、追加利上げの観測が一気に広がり、円買いの勢いが強まっている。市場の思惑どおりに利上げが行われるかや、会合のあと行われる植田総裁の記者会見での発言に関心が集まっている」と話しています。
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