小糸製作所がセプトンの技術を生かして量産を開始した「LiDAR(ライダー)」

自動車ランプ大手の小糸製作所は29日、センサー開発の米セプトンを子会社化すると発表した。時期は2025年1〜3月を予定している。セプトンは自動運転時の状況把握に使う高精度センサー「LiDAR(ライダー)」を開発している。子会社化に伴う費用は公表していないが、25年3月期の業績に与える影響は軽微という。

小糸製作所は子会社化の理由について、両社の技術やノウハウを組み合わせたり、重複するリソースを効率化したりすることで、ライダー事業の競争力の強化を図るためとしている。小糸製作所はライダーを自動車ランプに次ぐ事業の柱にすべく、以前からセプトンへの出資や共同開発を実施してきた経緯がある。

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