中国電力は30日、島根原子力発電所(松江市)2号機の長期施設管理計画を原子力規制委員会に申請したと発表した。同機は12月の再稼働を予定している。運転開始から30年以上たっており、2023年5月の原子炉等規制法改正により、製造中止となった部品の調達計画などについて25年6月までに改めて認可を受ける必要がある。
計画には部品調達のほか、経年劣化状況の把握や機器の劣化を管理するための監督体制の整備などを盛り込んでいる。計画は必要に応じて見直す。
中国電は12月に島根原発2号機を再稼働する予定で、10月に燃料を装填する。営業運転の再開は25年1月を見込んでいる。
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