ホンダと日産自動車が協議を進める電気自動車(EV)分野などの協業に、三菱自動車が加わる方向で調整していることが28日、分かった。実現すれば、国内大手はトヨタ自動車を中心とするグループと、ホンダ、日産、三菱自の2陣営に集約されることになる。

EV化などで経営環境が急激に変化する中、各社が生き残りに向けて協力する動きが加速してきた。

ホンダと日産は、EVのソフトウエアや中核部品を共通化する方向で検討。今夏にも具体的な協業内容を発表する見通しで、三菱自もこの枠組みに加わる方向だ。同社が強みを持つプラグインハイブリッド車(PHV)やピックアップトラックなどを通じて2社と連携する可能性もある。

ジャパンモビリティショーに出展した三菱自動車のロゴマーク=2023年10月、東京ビッグサイト

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